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低温センター吹田分室
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1
TEL.06-6879-7985(ヘリウム液化室)
低温センター豊中分室
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1-1
TEL.06-6850-6090(ヘリウム液化室)

技術サービスSERVICE

低温実験を行う研究者を支援するため,次の技術サービスを行っています.お気軽にご相談ください.

1 技術相談

 クライオスタットの設計や性能試験,液体ヘリウムなどの寒剤の利用方法などの相談を受け付けています.またヘリウムガス回収配管などを行う業者の紹介をしたり,配管に関する細かい指示を業者に行います.液体窒素容器の容器再検査を行う業者も紹介します.

2 各種講習会

 液体ヘリウムや液体窒素の使用方法や高圧ガス使用上の注意点などを説明する,学部・大学院生を中心にした初心者向けの安全講習会(春季・秋季安全衛生集中講習会)を行っています.

3 低温装置用部品の供給

 低温実験に不可欠だが少量では入手しにくい薄肉ステンレス管など,特殊な部品をストックしています.

4 工具類の貸し出し

 液体窒素・液体へリム容器(ベッセル),大きな車輪の容器運搬用台車,ヘリウムリークディテクター,サーモグラフィーカメラ,振動ドリル,高圧洗浄機,ヘリウムガス純度計,各種低温・真空関連部品を貸し出しています.

5 共同利用装置

 低温センター豊中分室には共同利用実験装置としてSQUID磁化測定装置が設置されており,リノベーションセンターの共同利用装置として運用(有償)されている.


おまけ-ヘリウムベッセルについて

 液体ヘリウムの貯蔵容器(ストレージベッセル,単にベッセルとも呼ぶ)は,容器50 ℓぐらいまでの液体窒素シールド型の容器と,それ以上の容量のものに使われている液体窒素を用いないガスシールド型に大別されます.それぞれ特徴があり,また取扱い方が異なるので注意する必要があります.容器の大型化に伴って性能の良い製品が多くでるようになったのが、ガスシールド型の容器です.デュワーの断面の模式図を図に示します.高真空層の中に設けられた銅製のシールド板は蒸発ガスにより冷却されるようになっており,また複数枚設置することで板間の温度差を小さくして,輻射熱の流入を減らす工夫がされています.さらに輻射熱を防ぐために,金属を薄く蒸着させたフィルム(スーパーインシュレーションフィルム)を何百層にも巻いてあります.このため最近では,液体窒素シールド型と遜色のない蒸発量の少ない製品が販売されています.容器上部には、ガス回収用のバルブと接続口,作動圧の異なったいくつかの安全弁,圧力計がついており,トランスファーチューブ挿入口には,バルブのあるタイプとそうでないタイプなどが購入時にオプションで選べるものがあります.液体窒素のような昇圧弁は付いていません.通常はガス放出弁を開けて,その先を回収ラインにしっかりと繋いでおきます.液体ヘリウムベッセルは非常に高価で,種類にもよりますが1台100~200万円以上するものもあります.振動に弱い構造をしていますので,強い振動を与えたり転倒させないように,使用には細心の注意が必要です.
低温センターからのお知らせ
◆吹田分室
2018年4月より吹田分室のヘリウム
 液化機と液体窒素くみだし場がリニュ
 ーアルされました。液体窒素のくみだ
 しにはバーコードが必要です。詳細は
 吹田分室にご連絡ください。

◆豊中分室

ヘリウム回収純度モニターの試験運  用を開始しました.
液体ヘリウムの予約方法は
こちら
 御覧ください.
新しいヘリウム液化装置が稼働を始
 めました!今回の更新での撤去,搬入
 の様子です.こちらをご覧下さい.
低温センターキャラバン実施中.ヘ
 リウム回収ラインや実験装置に漏れが
 無いかチェックしてください.
液体窒素の自加圧容器は期限内に容
 器再検査を受検してください.